L’Appartement de Marie

2005年5月1日
フランスの刺し子プチのベッドカバーに
アイアンの天蓋の付いたベッドに
少し斜めになったマンサードの屋根が特徴のその部屋は
「マリーのアパルトマン」と呼ばれていて

フランスはパリの 凱旋門近く
「ホテル・ドゥ・バンビル」にその部屋はあった

他にも素敵な部屋はたくさんあって
このホテルを訪れる人は 優柔不断ではない人も
そうならずにはいられなくなるくらい
本当に素敵な部屋ばかりだけれど

マリーという 自分と同じ名前を持つこの部屋に惹かれて
すぐに私は この「マリーのアパルトマン」に泊まることに決めた

もう何度この部屋で過ごしたかしら

ホテルの一番てっぺんにあるこの部屋は
太陽の光が もったいないほどに降りそそぐ

その光をあびながら
マリーのアパルトマンで過ごしたパリの思い出も浴びている気持ちになる

いったい何を忘れて 何を覚えてきたのかしら
どんな荷物を持って ここまできたのかしら

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