白いベッドの上 好きな人にだけ存在を知ってもらえるアンクレットが どれだけ幸福なものか 想像していたより強い刺激と甘い気持ちが心に流れ込む

アンクレットを付ける事を覚えたのは
山田詠美さんの書いた Body cocktailに出てくるカナとゆう少女が付けていたから


めんどくさいからと
穴をあけたもののピアスはいつもつけていなくて
ブレスレットも上手く片手じゃつけれないし
邪魔だから必要ないと
アクセサリーなんてほとんどしないけれど

アンクレットだけは特別
毎朝ルーズソックスを履く前に 一種の儀式のような気持ちで私はそれをつける

彼の部屋のベッドで  彼がルーズソックスを脱がすと
待ちきれない気持ちで そのアンクレットはまばゆく光る
自分しか知らないという事実は 彼を
そして 彼しか知らないという事実は 私を
何より感じさせてくれる

いちいちキスをしたこと セックスしたことを自慢げに話す年は早く卒業したかった

彼との恋愛は 自分だけのものにして
ひとり唇をかみしめたい気持ちを楽しむ

アンクレットは そんなわたしのSecret Key

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